こんにちは!ステアクライマー鈴木一馬です!
今回は、太郎坊チャレンジのコーススペックとその攻略法を紹介!
自己ベストを更新したい人、完走したい人、全チャレンジャーに太郎坊379段の石段攻略法を伝授します!
ギャロップ老若男女、そして犬!
すべてのチャレンジャーに太郎坊攻略法を紹介!
太郎坊チャレンジとは


太郎坊チャレンジは、滋賀県の東近江市にある「太郎坊宮」で開催されるステアクライミングレースです!
勝利と幸福を授ける神様として信仰されており、陸上短距離の桐生祥秀選手や、女子レスリングの吉田沙保里選手など、さまざまなトップアスリートが参拝することでも有名。
2026年で3回目の開催となり、日本全国から老若男女、そして犬たちが駆け上がりにきます!



年々、参加人数が増えていってる!
太郎坊チャレンジのコース紹介
太郎坊は本当の本当に登りきると742段あるのですが、安全面や競技のことを考慮し、379段を登った中間地点をゴールとしています。
コースはほぼ直線で、男子のコースレコード46秒、女子が1分10秒。
ともに陸上短距離をベースとした選手が記録保持者であり、スプリンターが得意とするコースです!



ちなみに自分のベストは55秒!(2025年トリプルの三本目)




太郎坊の石段は、高さが13~17㎝、踏み面が25~32㎝と石段ならではのバラつきがあるものの比較的段差低めで、序盤にあるちょっとした右コーナーとゴール直前の左コーナーのみの直線的なコースです。
傾斜は序盤緩やかでゴール直前が最も急勾配になる、登れば登るほどきつくなる鬼設定。




手すりはコース全体を通して右側にあり、高さに変化はなくおよそ90㎝。
丸みを帯びた手すりで、指が引っかかるようなところは少なめ。雨の場合はよく滑ります。グローブの使用はお好みで!
今回は、この石段を3つのセクターに分けて詳しく紹介していきます!
段数や傾斜の詳細はコチラ↓
第1セクター(スタート~鳥居ゾーン手前まで)
- 9段→18段→5段→71段→20段
- 段の高さ13~14㎝、踏み面32㎝、勾配25°
第2セクター(右コーナーからの鳥居ゾーン2つ目まで)
- 57段→66段
- 段の高さ14~16㎝、踏み面32㎝、勾配28°
第3セクター(鳥居ゾーン3つ目からゴールまで)
- 71段→62段
- 段の高さ14~17㎝(ゴール直前が高い)、踏み面25㎝~32㎝、勾配30~40°
太郎坊攻略法
第1セクター




第1セクター(スタート~鳥居ゾーン手前まで)
- 9段→18段→5段→71段→20段
- 段の高さ13~14㎝、踏み面32㎝、勾配25°
第1セクターは、スタートから鳥居ゾーン手前までの123段。
このセクターは、コースの中でも最も段差が低く勾配も緩やかな区間。非常に走りやすいの、ついつい飛ばしたくなる気持ちもわかるけど、いきなり全力を出すのは控えましょう!
踊り場の幅は狭いので、あまり意識せず「幅の広い階段」くらいに感覚でOK!
・記録狙いの人
体力に自信のあり、記録を狙いたい人なら「ちょっと飛ばし気味かな?」くらいでOK!ここから先の体力のことを考えながら、かつ、スピードは落としすぎずがこの区間の難しいところ。
手すりは無理に使わなくてもOK。
この区間は、まだ体力に余裕がありピッチも速いので、手すりを使ってしまうと逆にリズムが合わない場合もあるので注意が必要!
1分を切りたいのであれば、この区間は最低でも18秒くらいが目安の通過タイム
・完走狙いの人
完走目的の人は、ここは慌てず「すこしゆっくりかな?」くらいのペースでOK
体力あってもなくてもキツいのがステアクライミング。
少し余裕のあるくらいのピッチで、石段のリズムや手すりに具合など、登る感覚を掴んで行くのがGOODです。
第2セクター




第2セクター(右コーナーからの鳥居ゾーン2つ目まで)
- 57段→66段
- 段の高さ14~16㎝、踏み面32㎝、勾配28°
第2セクターは、太郎坊名物の「鳥居階段」の123段。
第1セクター通過後、右に曲がりながら階段を登り鳥居階段に突入。左手にベンチがある中門までの、徐々に勾配がきつくなる我慢の区間です。
・記録狙いの人
記録を狙う人は、この区間はペースの維持がキモ!
右に曲がって鳥居階段に突入すると、石段のバラつきがなくなりペースが作りやすくなるため、第1セクターで作ったリズムをいかにキープして通過するかが非常に大切。勾配も徐々にキツくなる区間ですが、ここさえ通過すれば3分の2が終わるとおもってキープクライミング!
ピッチが落ちてきたら手すりの出番
第1セクターほどの出力とピッチが出なくなってきたら手すりを徐々に使っていこう。脚の回転にあわせて上手く腕を使っていけば、そこまでペースが落ちることもなくこの区間を通過できます!
1分を切りたい人は、この区間18~20秒を出したいところ。これ以上になるとラストが厳しくなるぞ!
・完走狙いの人
完走狙いの人は、とにかく一定のペースを維持すること!
止まるとメンタルにくるので、第1セクターで掴んだ感覚をそのままに、一定のリズムを刻み続けるのみ!
第3セクター






第3セクター(鳥居ゾーン3つ目からゴールまで)
- 71段→62段
- 段の高さ14~17㎝(ゴール直前が高い)、踏み面25㎝~32㎝、勾配30~40°
第3セクターは、中門からの鳥居階段と最後の急勾配を登って左に曲がった先にゴールまでの133段。この区間の最後、左に曲がる箇所が最も勾配がキツく、脚が上がらずに転倒する人もいるので注意。
ちなみにゴールは左に曲がって2~3m先にあるので、登り切ってゴールだと思わないように!最後の左曲がりは、手すりから離れてインコースをショートカットした方がタイムは削れる。(その分、段差がきつくなるので転倒注意)
・記録狙いの人
記録狙いの人は、あとは気合と根性。
と、言いたいところだけど、そこは冷静に手すりを存分に使っていきましょう。ピッチはさらに落ちるので、その分手すりを掴んでいる時間が長くなります。腕で身体をひきつけながら、少しでも早く足を前に出していきましょう。
鳥居階段を通過したら、あとは「気合いと根性」
1分を切りたい人は、このセクターを24秒くらいでまとめる必要あり!最後まであきらめるな!
・完走狙いの人
完走狙いの人は、マジで「気合いと根性」
おそらく、経験したことないくらいキツい状況だと思います。(ランニングとはまた違う苦痛)
ただ、止まらなければ、あと133段でゴール。一段飛ばしなら、65回くらい足を前に出せゴールです!
止まりながらでもいいので、必ず登り切ってください。
最後は「気合と根性」



結局は気合いと根性
太郎坊チャレンジでタイムを出すには
男性なら2段飛ばし、女性なら1段飛ばし


太郎坊チャレンジでタイムを出すためには、男性は2段飛ばし、女性なら1段飛ばしが近年のトレンドです。
男子のレコードホルダーである石田さんは、第1セクターは3段飛ばしも入れているらしく、段を飛ばせば飛ばすほどタイムがあがる傾向にあります。
男子で1分を切る人の中で、すべて1段飛ばしでいく人はかなり少数(独自調べ)であり、自分でも試しましたが、1段飛ばしの回転数を維持して最後まで登るのはかなり困難。2段飛ばしの大股で、ストライドを稼いだ方がタイムが縮まる傾向にあると言えます。
女子はというと、さすがに2段飛ばしで登り続けるのは難しいので、第1セクターの序盤に2段飛ばしを数回いれて、あとは1段飛ばしをキープするのが、レコードタイムへの道かなと思います。
SJCエリートになるための標準タイム
さて、SJCを目指す人のためにも、太郎坊チャレンジの標準タイムを参考程度に予測していきます。
昨年のSJCエリートの太郎坊チャレンジ(トリプル)優勝タイムは、男子の梅村選手が2分31秒、女子の立石選手が3分53秒となっていますので、B標準の120%のタイムにざっくり換算すると
・男子
トリプル合計180秒(1本あたり1分)
・女子
トリプル合計280秒(1本あたり1分33秒)
と言うようなタイムが必要となってきます。
このタイムより速くなる可能性がおおいにありますが、ざっくりこのタイムを切るのが、SJCエリートへの道と思っていただいていいでしょう。
太郎坊チャレンジは、一般参加者の標準タイムクリア率が高かった気がします。
陸上短距離勢やその他のスポーツ経験者がチャレンジしやすく、長い距離を速く登れなくても、太郎坊チャレンジのようなスプリントならなんとかなるって人が結構チャレンジしてくれたのを覚えています。
まとめ


今回は、太郎坊チャレンジのコース紹介と、その攻略法を紹介しました!
タイムを出したいのであれば、男子の場合は2段飛ばしがマストな太郎坊チャレンジ。間近で応援してくれる人もたくさんいるので、応援の力も借りて、自己ベストや完走など目標をクリアしていきましょう!
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